Little Armyのブログ

障害福祉の仕事をしながら細々とではありますが、音楽活動をさせていただいております。主にはアコースティックギターでの弾き語りで、オリジナル曲もさせていただいております。ブログは気まぐれに思いついたまま書かせていただいております。どうぞよろしくお願いいたします。

ロックンロールは流れている

ロックなんて言葉はもう死語かも知れないし、今の時代にはなんか合わない気もする。そんなに音楽のジャンルにこだわるつもりもないし、専門的な形式的なことは良く分からない。どちらかというと、イメージであったり、精神的なところだ。

若い頃、ロックは新しい世界を教えてくれるものだった。若い頃イメージしたロックとはどんなものだったんだろう。形で言うと、青春時代はバンドブームだったので、エレキギター、ベース、ドラム、ボーカルの編成を基本としたバンドのイメージだ。

子供の頃はまだ歌謡曲が主流を占めていて、フォークもまだ残っていた時代だったので、ロックのイメージはエレキの歪んだ音を使った迫力のある演奏や上手く、綺麗に歌ったり、演奏したりするのではなく、荒々しさがあった。そこには反骨精神や主張、荒々しい感情の吐露、何事にも屈しないロックスピリッツ、生命を激しく燃やす炎のようなものがあったように思う。若い頃感じていたロックスピリッツは壁を乗り越えて前に進もうとする魂を感じていたような気がする。

明日職を失えば生きて行くこともままならないし、難しい人間関係に揉まれて余裕のない、綱渡りの人生で、全くカッコもつかない日常の中ではあるが、心の奥で、ロックンロールはいつも流れている。